のまに うのろ日記

名前に意味はない

夜中のたくあん

 

たまに、母が余ったご飯で夜食用におにぎりを作ってくれる。受験生でもないし多分太るけど、夜中に食べるおにぎりは美味しいのでありがたくいただく。

 

昨日、夜の11時過ぎにすでに消灯していた部屋まで母が持ってきてくれたのは、いつもの塩や、海苔まき、のりたまおにぎりではなく、チュモッパだった。

カルディで売っていた「チュモッパの素」を混ぜ込んで作られたもので、海苔や野菜や、たくあんが入っていた。

 

私はほとんど全部の野菜が大嫌いだ。漬物なんか普段絶対に食べない。そのことは母もよく知っている。

だけど母が笑って、「食べてみてよ」と言うので、しょうがなく1つ食べてみた。海苔の部分は美味しかったが、たくあんはマジで無理だった。わかりきっていたことだが。

 

「チュモッパの素」は、野菜や海苔の入った袋とたくあんの袋が分かれていた。そのことを知っていた私が「なんでたくあん入れるの〜」と言うと、母は「私もたくあん嫌いなんだよね」と笑い、私にもう1つチュモッパを持たせ、部屋を去っていった。

 

私は枕元のライトだけつけた薄暗い部屋で、ミルクティーでなんとかチュモッパを飲み込み、寝た。