のまに うのろ日記

名前に意味はない

アニメ「ハイキュー!!」はじめ

 

姉がアニメ「ハイキュー!!」を見ていて、私にも見ろ見ろと勧めてくるので、10話くらい見た。

 

私はスポーツものをほとんど見たことがなく、そもそもアニメ自体あんまり見ない。大体途中で面倒になってやめてしまうからだ。

 

だから今、スポーツアニメの洗礼を受けているような気分だ。

とにかく才能あふれる主人公。素直な人ばかりいて、自分のポジションへの誇りをでかい声で熱く語ったりする。ちゃんと真正面から喧嘩したりもする。

中高美術部の幽霊部員だった私は見ているだけで気まずい。

 

なんだこの人たち。スポーツをやっているって時点で共感なんかできないことはわかっていたけど、基本的な性格自体全然なんにもわからない。

私が知らなかっただけで、運動部の人たちってこんなに私から遠い人たちだったのか。

スラムダンクを読んだ時はそこまで思わなかったのは、主人公の桜木が経験者ではなかったのもあって、熱い語りが少なかったからかも。

あと、誰かのすごいプレーにうわーっと周りが圧倒される、みたいなのが、あるにはあったけどここまで熱く詳しく語られてはいなかったからか?

 

バレーしている人を見ると、小学生の頃授業でバレーをしていた時、動かなすぎてすごく可愛い女の子に「動け大仏!」と罵られたことを思い出す。

その子は元気で口が悪く、唇の厚い男の子には「タラコ唇!」と言っていた。

言われた子はグッと唇を噛んで俯いていて、それを見た小学生の私は、「まあ可愛いからしょうがないよな」とか思っていた。

今考えると、むしろ私の方が失礼じゃないか? 口が悪くても可愛いならまあ言動は全部無視すれば良しと考えていたんだから。

 

バレーにはそんな思い出だけだ。